車検について

車検とは法律で決められている制度ですが、お店によって金額や車検の内容、受けられるサービスが全く違います。
「あの店は車検が安い」とか「カーディーラーで受ければ高いけど絶対安心」とか色々な話を聞きますが、車検制度そのものを詳しく知った上で話をしている人は少ないのではないでしょうか！？
まずは、車検費用の内訳について詳しくご説明させて頂きます。

車検に含まれる基本的な費用内訳は、
①整備費用（車の大きさで変わります）
②検査代行手数料
③代車や独自の点検等のサービス

④自賠責保険
⑤重量税
⑥印紙

③から⑤は税金等、決められた金額ですので、どこで受けても変わる事はありません。
お店毎に金額の設定が変わるのは①と②と③です。

なぜ変わるのかと言いますと、車検を通すには「法律で定められた内容　法定点検」の基準をクリアしなければなりません。
金額が安いお店は、この基準を通す為に最低限の整備・点検しか行わないというお店が多いです。
つまり、国の定めた基準ですのでクリアするという事は安全であることに間違いはありませんが、「永く乗るためのメンテナンス」等は考えられていないのも事実です。

また、専門店（自社に資格を持った整備士がいる）以外のお店が副業で車検を扱っている場合もあります。（ガソリンスタンド・カー用品店）
この場合は、整備を外注するのでその分金額は高くなります。